この記事では仕事上のコミュニケーションの取り方が分かります。
「サザエさん症候群」という言葉を知っていますか?
日曜の夕方18時過ぎになると月曜のことを考えてしまい、憂鬱になってしまうことです。
確かに仕事は大変で退屈だと相場は決まっています。
会社に行くと退屈で人間関係もギスギスしていて、仕事を楽しむなんておとぎ話だとしか思えません。
ノルマ、会議、上司からのプレッシャーで心身ともにボロボロになって働いている方も多いと思います。
ただ、どうせ週に40時間以上過ごすのであれば、もっとリラックスして働けたらいいですよね?
そのカギはコミュニケーションにあります。
ここでは楽しく働くために、あなたができるコミュニケーションの方法ををお伝えしていきます。
仕事への取組み方
現在日本では仕事の満足度が低下傾向にあります。
ブラック企業や過労死という言葉があるように、ぎりぎりまで従業員を酷使する経営がかなり多数を占めています。
近年労働環境を改善しようと政府が働きかけていますが、遅々として進んでいません。
グラフを見てわかるように2005年の仕事の満足度は2割に届きません。
私の感覚でもそのぐらいか、もっと下ぐらいに感じています。
こうなると仕事が楽しい以前に、仕事に殺されないように自己防衛するしかありません。
「仕事は楽しいですか?」なんて聞いたら怒られそうです。
みんな大変な環境で働いています。
しかし、日中のほとんどの時間を仕事に割いているわけですから、少しでも仕事を楽しくする工夫をしましょう。
そのコツはコミュニケーションです。
次の項では仕事を楽しくするコミュニケーションをとるコツをお伝えいたします。
仕事を楽しくするコミュニケーション方法とは
さて先の項では暗くなるばかりのお話をしましたが、ここでは仕事を楽しくするコミュニケーションのコツや、仕事に対する考え方をお伝えいたします。
楽しくと楽するは同じこと
楽して仕事をしましょうと言うと、そんなことできたら苦労しないと帰ってきそうです。
しかし心も体もギリギリの仕事など長続きしません。
余裕から良い仕事は生まれてきます。
Googleでは「20%ルール」というルールがあり、仕事時間の20%を自分のやりたい仕事に当てなくてはいけないルールがあります。
ここからGMAILなどのサービスが生まれてきました。
余裕、余白が無いと体も気持ちも追い詰められてしまいます。
仕事を整理して、余裕、余白を生むことはしなければいけない事です。
コミュニケーションを出来るだけ密に取ることを心掛ける
どんなに個人で仕事をしていても、必ず人と人の間で仕事は発生します。
発注者と受注者や、チームでの仕事やオンライン上での同業者など必ず人はいます。
事前の打ち合わせや進捗の報告など、できるだけ情報を共有しましょう。
例えば上司などへの提出物は「何のために使うのか」、「必ず盛り込む情報は何か」、「どのくらいの完成度が必要なのか」、「それをどの段階で一回見せたら良いのか」など、事前に打ち合わせをした方が良い事が沢山あります。
必要最低限のクオリティーで提出することができれば、無駄な仕事を省くことができます。
礼儀正しくする
少なくとも会社内では礼儀や言葉遣いは慎んで下さい。
これは一般常識だからではで無く、あなたのエネルギーを無駄に使わないためです。
誰かとケンカすると、エネルギーを多量に消費します。
その上敵を作ってしまい、コミュニケーションがギクシャクしていまいます。
そうすると集中力の無い状態で仕事をしなければいけません。
ミスをしてしまうと訂正するという無駄な仕事が増えてしまいます。
出来るだけ敵を作らない方が良いのです。
無駄に敵を作らないようにするためには、普段の自分の行いを振り返りましょう。
敵が多いと感じたときには、それは自分の慢心から出ているかもしれません。
チーム・グループ内で仕事を共有する
少なくとも自分が所属しているグループやチームメンバーの仕事内容や得意、不得意を把握しておきましょう。
例えば、あなたがpcが苦手で、部署間の折衝が得意だったとします。
そして同じチーム内に部署間の折衝は苦手だけれど、pcが得意な人がいたとします。
この場合それぞれがpcと部署間の折衝を個別で行うよりも、得意な人が分担して行った方が結果も良く時間も少なります。
中々上手くそれぞれの凸凹がピッタリ合うことは少ないでしょうが、少なくとも同じチーム内で仕事を共有して業務にあたれば、それぞれが助け合える場面も増える事でしょう。
嫌いな人を作らない
人間だれしも「あの人とは何か馬が合わないんだよな」と言う人も必ずいるでしょう。
その人が全く関係ない部署にいれば問題ありませんが、自分のグループやチームに馬が合わない人がいたときの対処法です。
嫌いな人とは積極的に距離を詰めましょう。
始めは内心「嫌だな」と思ってしまうことは仕方ありません。
その時は自分にこう問いかけて下さい
「あの人は嫌いだ。しかし嫌いだからと言って話しかけないほど、自分は嫌な奴だろうか?」
そうすると「自分はおろかで嫌な奴です」と胸を張って言える人は少ないでしょう。
大抵の人は「良いやつとは言えないけど、そこまで嫌な奴ではないと思う。」と感じると思います。
そうして自分からその嫌な人に話しかけて下さい。
その時は「自分とは考え方が違うけど、どうしてそう考えるのか知りたい」という考え方でひたすら聴いて下さい。
こちらが聴く態度で接すれば、自然と相手から話してくれます。
話した分だけ、その人との仲が良くなります。
まとめ
気の合う同僚と仕事をしていると、臨機応変に仲間と役割を変えて動けるので仕事をこなすスピードが早まりますし、精神的なストレスも少なく済みます。
コミュニケーションの善し悪しが良い仕事のカギを握ります。
コミュニケーションに苦手意識をもっていても、積極的に周囲の人に話しかけて下さい。
コミュニケーションはテクニックではなく、気持ちの問題です。
是非周囲の同僚や上司と良い関係を築いて下さい。