Ankerの2Kウェブカメラ「PowerConf C200」とロジクール「C922n」を比較レビュー

こんにちは、すぎもんです。今回はAnkerのウェブカメラ、Anker PowerConf C200をレビューしていきます。

ノートPCのカメラでリモート会議をやると、解像度が低くあまり綺麗じゃないなんてことがありますよね。そんなあなたにおすすめしたいのがAnkerのウェブカメラ「PowerConf C200」です。

PowerConf C200は最大2Kの映像で撮影でき、約7,000円と非常にコスパの良いウェブカメラです。実際に他のウェブカメラと比較してみても、綺麗で解像度の高い映像を撮れることが分かりました。

また、専用アプリで視野角を変更できるので、部屋をあまり映したくない人にも安心です。物理的にレンズを隠すプライバシースイッチもあるので、誤って変な場面が映ってしまうなんてこともありません。

高いウェブカメラを買うのはちょっと…と思っている人には最適な製品です。

この記事ではPowerConf C200のスペックと機能、カメラの画質、マイクの音質についてお伝えします。

動画はこちら

開封

まずは開封していきます。箱を開けるとまず説明書が入っており、その下に本体と付属品が入っています。

付属品

PowerConf C200の付属品はUSB Type-Cのケーブル、クイックスタートガイド、マニュアル、保証書、カスタマーサポートです。

外観

PowerConf C200の外観はこんな感じ。非常にコンパクトで約83gと軽いです。

正面にはレンズと左右の下にマイクが二つ、真ん中下にはLEDインジケーターが付いています。側面には通気口とAnkerのロゴが。

上部にはプライバシーカバースイッチがあり、これをオンにするとレンズが覆われます。これにより物理的にカメラをオフにすることができます。

背面にはUSB Type-Cのポートがあり、底面はクリップになっておりモニターに挟めます。可動領域は結構大きいですね。また、三脚用のソケットも付いているので、三脚にも取り付け可能です。

ロジクールのC922Nと比較するとこんな感じ。正面から見るとC922Nは横に長いのに比べて、C200は正方形に近い形をしています。横から見るとC922Nはカメラ本体の幅は小さいですが、C200は後ろに厚みがありますね。

カメラ取り付け方はこんな感じです。クリップを開いてモニターに挟むだけで簡単に取り付けられます。正面から見るとこんな感じで、カメラの上下の向きも少し変えることが出来ます。

PowerConf C200のスペックと機能

次にPowerConf C200のスペックと機能を紹介します。

サイズ約55 x 51 x 41mm
重量約83g
画質最大 2560×1440(2K)/30fps
視野角65° / 78° / 95°
ノイズリダクション機能対応
オートゲインコントロール機能対応
プライバシーシールド対応
オートフォーカス機能対応

画質は最大2560×1440の2K、フレームレートは30fpsです。画質はFHDよりさらに解像度が高い2Kまで撮影することができます。

フレームレート(fps)に関しては簡単に説明すると、数値が大きいほどヌルヌル滑らかに動きます。パラパラ漫画みたいなもので、30fpsだと1秒間に30コマ画像が変わっていきます。ウェブ会議などをする程度であれば30fpsあれば問題ないでしょう。

視野角は65°/78°/95°で、専用ソフトのAnker Workをダウンロードすると変更することができます。

マイクには「ノイズリダクション機能」と「オートゲインコントロール機能」が備わっており、通話相手に均一でクリアな音声を届けることが可能です。

前述のプライバシーシールドを搭載しており、レンズを物理的にカバーできるので、映したくない場合はシールドをONにしましょう。

また、オートフォーカス機能も搭載し、自動で被写体にピントを合わせてくれます。

画質とマイク音質の比較

続いてカメラの画質とマイクの音質を確認していきます。

比較としてマウスコンピュータのノートPC「Daiv 4N」の内蔵カメラとマイク、Microsoftの「Surface Go3」のカメラとマイク、ロジクールのウェブカメラ「C922N」で撮影、録音をしてみました。

比較対象

  1. マウスコンピュータ「Daiv 4N」
  2. Microsoft「Surface Go3」
  3. ロジクール「C922N」
  4. Anker PowerConf C200
  5. Anker PowerConf C200とPowerConf H700

PowerConf C200の映像と音声を確認したい方はこちらの動画を観てください。

Daiv 4N(2020モデル)

最初はマウスコンピュータのDaiv 4N(2020モデル)の映像と音声です。最大720p/30fpsでしか撮影できず、かなり画質はぼやけている感じですね。

マイク音質も聞き取れなくはないですが、かなり籠ってしまっていて聞き取りづらいです。また、周りのノイズなども拾ってしまっています。

まあ、ノートPCに内蔵されているカメラやマイクはだいたいこんな感じなのかもしれません。必要最低限という感じで、ここにお金をかけていないのが分かりますね。以前私はこのPCでリモート会議などをしていたので、他の人と比べて画質などは良くなかったです。

Surface Go3

続いてSurface Go3の映像と音声です。こちらは最大の1080p/30fpsで撮影しています。

先ほどと打って変わって、かなり画質と音質は良いと思います。さすがSurfaceといったところで、カメラやマイクも性能が良いのが分かりますね。マイク音質もかなり明瞭でノイズもほとんど入らないので、かなり聞き取りやすいです。

はっきり言ってこのPC1台でリモート会議しても十分な性能でしょう。

ちなみに以前Surface Go3のレビュー記事を出しているので、詳しく知りたい方はそちらの記事もぜひ見てみてください。下記にリンクを張っておきます。

関連記事

こんにちは、すぎもんです。 今回はマイクロソフトのSurface go 3をレビューしていきます。 https://youtu.be/N3uckT4ufGY この記事ではSurface go 3のスペックや機能、実際[…]

ロジクール C922n

次にロジクールのC922nで撮影・録音した映像です。こちらは1080p/30fpsで撮影したもの。さすが定番のウェブカメラとあって、画質は綺麗ですね。

昔はノートPCでリモート会議をしていましたが、こちらのC922Nを購入してから非常に鮮明な画質で会議を出来るようになりました。オートフォーカスが搭載されているのでとても便利です。画質に関しては特に文句はありません。

マイク音質に関してはあまりよくないですね。使えないわけではないですが、ちょっとこもった音になっているかと思います。また、周りのノイズを拾ってしまっています。

私は普段、カメラはC922Nを使用し、マイクは外付けのYeti Xで会議をしています。マイクは外付けか、ヘッドセットのものを使用した方が無難かと思います。

Anker PowerConf C200

続いて本製品のPowerConf C200の映像です。こちらは1440p/30fpsで撮影しています。2Kの映像ということでより明瞭な画質になっているかと思います。ちなみに視野角は95°で撮影。

はっきり言ってリモート会議でここまで画質が良い必要があるかは疑問ですが、約7,000円で買えるのでコスパはよいですね。動画サイトで配信などをしてみたい人も気軽に始められるのでいいかもしれません。

マイク音質に関しては、やはりロジクールと同様にあまりよくないですね。こちらもマイクは外付けのものを使用したほうが無難といったところです。

PowerConf C200とPowerConf H700

最後におまけで同じくAnker製品のヘッドセットPowerConf H700とC200を組み合わせて撮影してみました。映像はC200で撮影し、音声はヘッドセットのH700で録音しています。

この二つの製品を使用することで、リモート会議は非常に快適なものになります。H700のマイクも非常に優秀なので、高画質・高音質で会議が出来るかと思います。

ちなみにPowerConf H700も以前レビューしているので、気になった方は読んでみてください。

下記にリンクを張っておきます。

関連記事

https://youtu.be/tPsvh1fmfNk 動画はこちら こんにちは、すぎもんです。 今回はAnker初のワイヤレスヘッドセット、Anker PowerConf H700をレビューします。 この記[…]

専用アプリ

続いてPowerConf C200の専用ソフト「Anker Work」について説明します。

ソフトを開くとこのような画面が出てきます。左側の一番上のアイコンを押すと解像度や視野角を設定可能。解像度は360p、720p、1080p、2Kを選ぶことができます。

視野角は前述のとおり、65°、78°、95°を選べます。部屋を見せたくなければ視野角を狭くしておく方がよいでしょう。視野角についてはこちらのソフト上でしか変更することはできません。

視野角65°
視野角78°
視野角95°

左側真ん中のアイコンを押すと画像の設定をすることが出来ます。また左右反転などもできます。

一番下のアイコンを押すと、マイクの設定ができます。音の取り込みを全方位か指向性にすることができ、もしこのマイクを使用するのであれば、指向性にしておいた方がより音をはっきりと取り込んでくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。映像や音声を比較することでこのPowerConf C200の良いところ、気になるところが見えてきたと思います。個人的にはカメラの映像はC200を使用し、マイクは外付けのものやヘッドセットのものを使用した方がより快適にリモート会議などはできるでしょう。

2Kで撮影でき約7,000円と非常にコスパが良いので、今までノートPC内蔵カメラを使用していた人はぜひ購入してみてもいいのではないでしょうか。

下記にAmazonのリンクを貼っておくので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が参考になりましたら、拡散などをお願いします。

また、YouTubeでもガジェットのレビューしているので、良かったらチャンネル登録お願いします。

それではまた!

最新情報をチェックしよう!
>人生に苦悩しまくったすぎもん

人生に苦悩しまくったすぎもん

社会人になって2回の転職、そして、会社を辞めフリーランスになりました。現在は自由気ままに実家で仕事をしながら、のんびりストレスフリーで過ごしています。どうすれば自分らしく、幸せに過ごせるのかを勉強してきました。

まだまだ若輩者ですが、私が体験したこと、勉強したことなどを共有していきたいと思います。皆様に少しでもためになることを発信していきたいと思いますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

CTR IMG