こんにちは、すぎもんです。
今回はAmazonのワイヤレスイヤホン、Echo Buds 第2世代をレビューしていきます。
このページでは製品のスペックや機能、音楽視聴での音質、マイクの音質、Bluetoothの遅延についてお伝えします。
動画はこちら
付属品
付属品はUSB Type-Cの充電ケーブル、イヤーピースがS、L、XLの3セット、ウイングチップが3セット、説明書が入っています。
外観
ケースの外観
ケースの外観はこんな感じ。
シンプルなデザインで、マット仕上げで高級感もあります。
正面にはLEDインジケーターが1つ、底面にはロゴが、裏面には充電ポートとボタンが付いています。
他のケースと比べるとこんな感じのサイズ。
横に広いですが結構コンパクトです。
ワイヤレス充電対応のモデルを購入すれば、Qi規格のワイヤレス充電器で充電も出来ます。
イヤホンの外観
イヤホンの外観はこんな感じ。
丸っこいデザインでこちらもシンプルです。
表面はタッチパネルになっており、マイク穴が2つあります。
イヤーピース側にはセンサーと充電端子とマイク穴が1つあります。
こちらのセンサーにより、イヤホンを外したり付けたりすると自動で音楽を停止・再生してくれます。
ウイングチップを装着するとこんな感じ。
よりしっかり耳に固定することができます。
装着の見た目
イヤホンを装着するとこんな感じ。
コンパクトなので正面から見ると、あまりイヤホンは飛び出て見えないかと思います。
横から見るとこんな感じであまり存在感はありません。
片方の重量は5.7gと普通くらいの重さですが、付けた感じも違和感はありません。
フィット感も良く長時間付けていても疲れづらそうです。
スペック・機能
- Alexa対応
- 重量:約44.4g イヤホン単体 5.7g
- ドライバー:5.7㎜ダイナミック
- 防水規格:IPX4
- 再生時間:イヤホンのみ 最大6.5時間 ケース併用 最大19.5時
- 15分の充電で最大2時間使用可能
- コーデック:SBC/AAC
- ANCと外音取り込み対応
カラーはホワイトとブラックがあり、私はブラックを選びました。
Alexaが使える
最大の特長は声で操作が出来、ハンズフリーというところです。
スマホでAlexaアプリに接続すると、「Alexa 〇〇して」というだけでいろんなことができます。
音楽のコントロールはもちろん、ラジオや天気予報を聴いたり、タイマー・リマインドを設定するなどもできます。
他にもスマートリモコンとAlexaを接続しておくと、テレビや照明などをコントロールすることも出来ます。
基本的にAmazon Echo がワイヤレスイヤホンになったと考えればいいかと思います。
最初は声で操作するのは別に必要ないんじゃないかと思いましたが、使ってみると意外と便利です。
音楽のコントロールにしても、PC操作をしている時は両手がふさがるので、声でコントロールできるのは結構使えます。
この原稿を書いている時も音楽を聴いていますが、声で操作して作業を止めることなく音楽をコントロールできます。
一つ気になるのは外出先では声を出しにくいことですね。
ですが家にいる時は非常に便利かと思います。
ノイズキャンセリングと外音取り込みについて
その他の機能としてアクティブノイズキャンセリングと外音取り込みがあります。
どちらも車が通る大通りで試してみましたが、性能はそこそこといった感じです。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングに関しては横を通る車の音を50~60%くらいシャットアウトしてくれます。
室内の騒音くらいであればそれなりにキャンセルしてくれると思います。
外音取り込み
外音取り込みに関してはアプリでレベルを設定できるので、最大レベルで試してみました。
数十m先から来る車の音もしっかり認識でき、取り込みも割と自然にしてくれていると思います。
コーデック
対応コーデックは特に記載はありませんでしたが、スマホで確認したところSBCとAACで接続することが出来ました。
バッテリー
バッテリーに関しては、ANCとAlexaがオンの場合イヤホンのみで最大5時間、ケースを併用すると最大15時間です。
ANCとAlexaをオフにするとイヤホンのみで最大6.5時間、ケースを併用すると最大19.5時間になります。
最近のイヤホンと比較するとバッテリーに関してはちょっと弱いかなといった印象です。
15分の充電で最大2時間音楽を再生できる急速充電にも対応しています。
防水性能
防水性能はIPX4で雨や汗に濡れても大丈夫な基準です。
音質について
次に音楽視聴における音質についてです。
音質に関しては癖のないサウンドで聞きやすいと思いました。
バランスに関してもフラットでどこかの音域が突出することはありません。
低音域に関しては、量感はそこまでありませんがしっかり鳴っていて不満はありません。
高音域に関しても主張はありませんが綺麗に響いていると思います。
ボーカルに関してはクリアでとても聴きやすいと思います。
全体としていい意味で癖がなく、悪い意味で面白みがないサウンドかなと感じました。
Alexaアプリ上でイコライザーを設定することができるので、自分の好みのバランスにできるのはいいですね。
癖のない聴きやすいサウンドで個人的には好きです。
マイクの音質について
次にマイクの音質について検証しました。
音声を聞きたい方は下記の動画を見ていただければと思います。
動画では比較として、最近発売されたfinalのZE3000、DENONのAH-C830NCW、AviotのTE-BD21j-ltd、テクニクスのEAH-AZ60、SennheiserのCX Plus True Wireless、JBLのTOURPRO+TWS、JabraのElite 7 Proを録音しています。
マイクの音質は比較しても割と良い方かと思います。
とてもクリアで通話相手にも聞き取りやすい音質かと思います。
テレワークなどに使用しても問題ない性能でしょう。
Bluetoothの遅延について
続いてBluetoothの遅延について検証しました。
検証方法
今回もワイヤレスヘッドフォンディレイテストというアプリを使用して検証しています。
音が鳴った瞬間に停止ボタンを押すだけの簡単なテストです。
5回テストを行い、その平均を結果とします。
結果
Echo Buds 2の遅延は353msということが分かりました。
他のワイヤレスイヤホンと比較すると、遅延は少し大きい部類かと思います。
まあこの程度の遅延であれば、動画を見たりなど普段使いで使用する分には問題ないレベルでしょう。
Alexaアプリについて
次にAlexaアプリでの設定ついて説明します。
Alexaアプリをダウンロードすると各種設定することができます。
イヤホンを接続するとこのような画面が出てきます。
ANCと外音取り込みの切り替え
Echo Budsの欄ではANCと外音取り込みの切り替え、マイクのオフオン、ワークアウトを開くことが出来ます。
詳細設定
右上の設定をタップすると詳細な設定をすることが可能です。
バッテリーの残量を確認したり、ANCやAlexaをオフにする省電力モードにすることも出来ます。
アンビエントサウンドコントロールではANCと外音取り込み、オフの切り替えができ、アンビエントサウンドではレベルを変更することも出来ます。
Alexaハンズフリーを無効にするとAlexaに呼び掛けも反応しなくなります。
サイドトーンをオンにすると通話時に自分の声が聞こえやすくなります。
タップ操作ではそれぞれのタップ操作をカスタマイズすることができます。
それぞれシングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、長押しに操作を割り当てることが可能です。
イコライザー
イコライザーではそれぞれの音域を自分好みに変更できます。
3種類のみで細かい設定は出来ません。
イヤーチップのフィットテスト
イヤーチップのフィットテストでは、イヤーチップが自分に合っているかテストすることが出来ます。
再生ボタンを押すとテストが始まり、3段階で評価してくれます。
私はMサイズでは合っていなかったので、Lサイズに変更したところ普通になりました。
イヤホンを探す
デバイスを探すではイヤホンから音を鳴らしたり、地図上でどこにあるか確認することができます。
付属の充電器について
私はワイヤレス充電パッド付のモデルを購入したので、Ankerの専用充電器も付いてきました。
充電器の外観はこんな感じ。
真ん中にはくぼみがあり、充電ケースをそこに置くと充電できます。
側面にはインジケーターがあり、イヤホン本体とケースのバッテリー残量を表示してくれます。
これが意外と便利ですね。
もちろんワイヤレス充電に対応したスマホも充電できます。
まとめ
最後にまとめです。
良いところ
Echo Buds 2の良いところは
- 癖のない聴きやすいサウンド
- 声で様々なコントロールができる
- 付け心地も良く長時間付け
- 対応モデルはワイヤレス充電できる
気になるところ
気になるところは
- バッテリーが心許ない
といったところです。
まとめ
やはり声で各種コントロールできるというのがこのイヤホンの売りですね。
タップ操作の煩わしさから解放されるのは意外と良かったです。
仕事をしながらイヤホンを聴く人などにはいいかもしれません。
もちろん人によって感性や音の好みは違うので、参考として見ていただければと思います。
Amazonのリンクを貼っておくので、気になる方はチェックしてみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた!