こんにちは、すぎもんです。
今回はfinalのワイヤレスイヤホン、ZE3000をレビューしていきます。
この記事では製品のスペックや機能、音楽視聴での音質、マイクの音質、Bluetoothの遅延についてお伝えします。
開封
こちらがZE3000の箱の外観です。


箱を開けるとまず説明書が入っており、その下に本体と付属品が入っています。
付属品
ZE3000の付属品は4サイズのイヤーピース、USB Type-Cの充電ケーブル、説明書です。

外観
ケースの外観
ZE3000のケースの外観はこんな感じ。



表面は光沢感のあるシボ塗装が施されています。
上部にはロゴがあり、前面にはLEDランプが一つ、底面には充電ポートがあります。
横に長く細長い形になっています。
重量の記載はありませんが結構軽めです。
他のケースと比べるとこんな感じ。


上から見ると結構コンパクトなのが分かります。
高さ方向は割と大きめです。
蓋を開けるとこんな見た目です。

蓋を開けると自立しなくなります。
イヤホンの外観
ZE3000のイヤホン本体の外観はこんな感じ。




こちらもケースと同じくシボ塗装が施されています。
全体的に角ばった形です。
指で刺している部分がタッチパネルになっています。

その隣の面にはLEDランプとマイクが付いています。
イヤーピース側には充電端子があるだけです。
センサーは付いておらず、イヤホンを耳から外しても自動で音楽を停止することはできません。
装着の見た目
ZE3000を装着するとこんな感じ。


サイズは結構大き目で耳から飛び出して見えます。
大き目ですが重量は割と軽めに感じます。
フィット感もとても良く、付けてる感はあまりなく、長時間付けていても疲れづらそうです。
ZE3000のスペックと機能
- ドライバー:6㎜ f-Core for Wireless
- 再生周波数帯域:20Hz~20000Hz
- コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
- 連続音楽生時間:イヤホン単体で最大7時間、ケース併用で最大35時間
- 充電時間:イヤホン単体で約1.5時間、ケースは約2時間
- 防水性能:IPX4
- 片耳モード
カラーはブラックとホワイトがあり、私はブラックを選びました。
ドライバーは新設計の6㎜のf-Core for Wirelessを搭載しており、超低歪を実現しています。
また、イヤホンの筐体内部の音響空間の圧力を最適化し、筐体外部へのベント無しで有線イヤホンと同等の音響設計を可能にする「f-LINKダンピング」機構を新たに開発し搭載しています。
再生周波数帯域は20Hz~20000Hzです。
コーデックはSBC、AAC、aptXに加え、ハイレゾ相当のaptX Adaptiveにも対応しています。
連続音楽生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース併用で最大35時間です。
充電時間はイヤホン単体で約1.5時間、ケースは約2時間です。
防水性能はIPX4で雨や汗に濡れても大丈夫な基準です。
片耳モードにも対応しており、片方のイヤホンをケースに入れることで切り替わります。
その際モノラル再生になり、SBC、AACのみ対応になります。
ちなみにANCと外音取り込みは対応していません。
操作方法
次にZE3000のタッチセンサーの操作方法について紹介します。

LRどちらも1回タップすると再生・一時停止、Rを長押しで次の曲へ、Lを長押しで前の曲へ、Rを2回タップで音量アップ、Lを2回タップで音量ダウンです。
LRどちらも3回タップすると音声アシスタントを呼び出します。
専用アプリはないのでカスタマイズなどはできません。
音質
続いてZE3000の音質についてですが、聞いた瞬間とても音は良いかと思いました。

クリアで解像感が高く、とても聴きやすい音質だと感じました。
全体のバランスはフラットで、クセのない音で聞こえます。
低音域に関してはバランスよく鳴っており、キレがありぼやけることなく響いています。
高音域についてはかなりまとまった音で、綺麗に鳴っていると思います。
ボーカルに関してもクリアでとても聴きやすいと感じました。
全体的にバランスよくクリアに鳴っているので、聴き疲れしにくい音質だと思います。
音質に関しては2万円を超えるイヤホンに引けを取っていないと感じました。
マイクの音質
次にZE3000のマイクの音質について検証しました。
音声を聴きたい場合は下記の動画を見てください。
比較として、最近発売されたDENONのAH-C830NCW、AviotのTE-BD21j-ltd、テクニクスのEAH-AZ60、SennheiserのCX Plus True Wireless 、JBLのTOURPRO+TWS、JabraのElite 7 Proを録音してみました。
マイクの音質に関しては結構良いかと思います。
若干ホワイトノイズが乗っていますが、しっかり声を捉えているのではないかと思います。
Bluetoothの遅延
次にZE3000のBluetoothの遅延について検証しました。
検証方法
今回もワイヤレスヘッドフォンディレイテストというアプリを使用して検証しています。

音が鳴った瞬間に停止ボタンを押すだけの簡単なテストです。
5回テストを行い、その平均を結果とします。
ZE3000以外は以前の動画の時に行ったテスト結果を流用します。
結果
ZE3000の遅延は185msということが分かりました。

全体と比較しても遅延は少ない部類かと思います。
動画を見たりなど普段使いで使用する分には問題ないレベルでしょう。
まとめ
まとめです。
ZE3000の良いところ
ZE3000の良いところは
- 音質がとても良い
- イヤホンやケースが軽め
- タッチ操作が誤操作しにくい
ZE3000の気になるところ
気になるところは
- ANCと外音取り込みがない
- 専用アプリがない
といったところです。
まとめ
ZE3000は機能面に関しては昨今のワイヤレスイヤホンと比べるとかなり寂しいと感じますが、それを音質で補っていると思います。
音質を追及したい人には向いていると思いますが、機能面を重視する人は他のイヤホンを検討した方がよいでしょう。
もちろん人によって感性や音の好みは違うので、ぜひ店頭で視聴してみてください。
下記にAmazonのリンクを貼っておくので、気になる方はチェックしてみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が参考になりましたら、拡散などをお願いします。
それではまた!